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　来年4月の大阪市長選について、地域政党・大阪維新の会は10日、公認候補予定者として党所属で大阪府議の横山英幸氏（41）を選出した。市長選と同日に投開票される府知事選には現職の吉村洋文・維新代表が再選出馬するとの見方が強く、維新は今後、吉村氏との「セット戦略」で知名度の向上を図りたい考えだ。

　維新は、前代表の松井一郎市長が政界引退の意向を示したことを受け、9月から次期市長選の公認候補を選ぶ党内の予備選を実施。立候補した党所属の議員5人から党内選考で2人に絞り、10日に行われた決選投票で横山氏が選ばれた。

　横山氏は、府庁職員を経て2011年に府議に初当選。現在3期目で、維新の幹事長を務めている。予備選では、住民投票で2度否決された「大阪都構想」への将来的な再挑戦にも意欲を示していた。

　維新は、市長選を知事選と並…