「我々のミサイルでは…」否定のゼレンスキー氏 バイデン氏らは苦言

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坂本進 玉川透
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 ウクライナ国境に近いポーランドの村にミサイルが着弾したことをめぐり、ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、「我々のミサイルではないことは、疑いの余地がない」と主張した。

 同国を支援する北大西洋条約機構(NATO)などからも、ロシアの攻撃に対するウクライナの防空ミサイルだったとの見方が出る中、否定を重ねたゼレンスキー氏の姿勢には欧米からも苦言が呈されている。

 ゼレンスキー氏はウクライナメディアのインタビューで、ウクライナ軍の分析に基づいて自国のミサイルではないと判断したと強調。「我々の防空ミサイルだと言うなら、その証拠がいる」とし、現地調査にウクライナ側を加えるよう求めた。

「責任持って発言を」など相次ぐ声

 一方、NATOのストルテン…

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2022年11月18日7時57分 投稿
    【視点】

    こういう展開になるとは。しかし世界にミサイル拡散が進む中、戦争になればミサイルの撃ち合いになる可能性は高まる一方であり、その混沌の中でこういうことも起きるということなのでしょう。  A国(ロシア)がB国(ウクライナ)を侵略した戦争中、C国

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