きっかけは大隈重信のひと言 早稲田大学の角帽、復活へ応援部が動く

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安藤嘉浩
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 早稲田大学の学生といえば、帽子の上部が四角い「角帽」をかぶった姿が、かつては定番だった。

 その「角帽」が消滅の危機に陥っている。

 今も愛用する応援部が、「角帽復活プロジェクト」を立ち上げた。

 早稲田大学応援部(斎藤巽(たつみ)主将)によると、最盛期には約30店あった角帽を取り扱う店舗が、現在はわずかになってしまった。

 「角帽は校旗をお預かりしている自分たちにとって、なくてはならないもの。先輩や関係者の力もお借りして、早稲田の大切な伝統・文化を守っていきたい」

 応援部広報責任者でプロジェクトリーダーの入鹿山(いるかやま)航也さん(22)=国際教養学部4年=は語る。

 14日には支援を募るクラウドファンディングを立ち上げた。1月12日までの約2カ月間で、目標額は200万円。応援部のホームページ(http://www.w-ouen.com/kakubouagain/別ウインドウで開きます)から参加できる。

 前身の東京専門学校が創立2…

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