ウクライナの首都キーウ(キエフ)中心部で17日朝、複数回の爆発があった。ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官は、自爆型のドローンを使った攻撃だとSNSで明らかにした。集合住宅1棟が損壊し、4人が死亡、18人が救出されたという。
キーウのクリチコ市長によるとこの日、28機のドローンが市内に向かって飛来。多くは撃ち落とされたが、市内で5回の爆発が起きた。死亡したうちの2人は若い夫婦で、女性は妊娠6カ月だった。救助隊員2人も負傷したという。米紙ニューヨーク・タイムズは、一度爆発があった場所のすぐ近くで、約1時間後に再び攻撃があったと報じた。2度目の攻撃は、駆けつけた救助隊員らを狙った可能性があるという。
ウクライナのヘラシチェンコ内相顧問は地元テレビに「鉄道駅近くの重要なインフラ施設が狙われた」と明かした。
「ゴーン」早朝に爆発音2回 何十発もの銃撃音
朝日新聞記者が滞在するキー…
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