「茶番」「ごまかし」 ウクライナの親ロ派住民投票を欧米首脳ら非難

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ニューヨーク=下司佳代子 ロンドン=金成隆一
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 ウクライナの親ロシア派勢力が支配地の「ロシアへの編入」を目的に住民投票を実施すると発表したことを受け、国連総会で米ニューヨークの国連本部に集まっている欧米各国の首脳らから20日、非難の声が一斉に上がった。

 フランスのマクロン大統領は「戦争のまっただ中にある地域、爆撃に苦しんでいる地域で住民投票を実施するという発想そのものが冷笑に値する」と記者団に語った。計画は「茶番」「新たな挑発行為」であり、フランスの立場に「何ら影響を及ぼさない」と強調した。「ロシアはウクライナの領土から撤退しなければならない」と改めて訴えた。AFP通信が伝えた。

 ドイツのショルツ首相も「ご…

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この記事を書いた人
金成隆一
大阪社会部次長|機動報道担当
専門・関心分野
国内社会、米国、外交、ジャーナリズム
ウクライナ情勢

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