仙台育英 朝日新聞仙台総局に表敬訪問

武井風花
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 【宮城】第104回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)で優勝した仙台育英の選手たちが8日、朝日新聞仙台総局を訪問し、結果を報告した。優勝メンバーと記録員計19人のほか、須江航監督や加藤雄彦理事長らが訪れた。

 冒頭、あいさつに立った須江監督は、昨夏の宮城大会での敗退から甲子園優勝までの道のりを振り返りつつ、「連覇ははるか先の話。まずは大優勝旗を全員で返しに行くことを目標としたい」と話した。佐藤悠斗主将(3年)は「失敗ばかりのチームだったが、乗り越えて日本一になれたのは、皆さんの応援に力をいただけたから」と感謝の気持ちを述べた。さらに「日本一の価値は自分たちの今後の行動が決めると思うので、次のステージでしっかりした行動をしていきたい。後輩には2連覇してもらえたら」と話した。

 岡本峰子・朝日新聞仙台総局長は「みなさんの代で(優勝を)成し遂げられたこと、うれしく思っています」と祝した。朝日新聞販売局の村山秀樹・販売第5部長が、優勝を報じた号外作りに使われたアルミ製の「刷版(さっぱん)」を記念品として贈った。県朝日会からは、優勝号外を印刷したクリアファイル200部などが渡された。

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 仙台育英による東北勢初の全国制覇を記念した企画展(宮城県高野連・朝日新聞社仙台総局主催、仙台育英学園高校協力)が9日(金)~11日(日)、仙台市青葉区の藤崎本館3階特別室で開かれます。深紅の大優勝旗や優勝盾、甲子園大会を振り返る写真パネルなどを展示します。入場無料で、午前10時~午後5時。マスク着用や会話を控えるなど感染対策にご協力下さい。(武井風花)

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