トラック大手の日野自動車で2日、エンジンの排ガスや燃費の不正がさらに明らかとなった。不正があったエンジンを載せた車両は当初の5倍の約56・7万台にまで拡大した。問題はないと虚偽の報告を2016年に受けていた国土交通省は、厳しく対応する方針だ。社内では何が起きていたのか。
特別調査委員会(委員長=榊原一夫・元大阪高等検察庁検事長)の報告書では、上司の意向を受けて追い詰められた現場が「暴走」する状況がわかる。
燃費の不正の経緯では、06…
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