谷亮子さんに問う「勝利至上主義」 平尾剛さん「本質切り込んで」:コメントプラス

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谷亮子さんが考える 「勝利至上主義」と「勝利を目指す」の違い(7月31日配信)

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 行き過ぎた勝利至上主義を理由に、小学生の柔道の全国大会が廃止となりました。小学校2年生から柔道を始め、五輪で5大会連続メダルを獲得した谷亮子さんは、どう考えているのでしょうか。彼女へのインタビュー記事に、元ラグビー日本代表でスポーツ教育学者の平尾剛さんがコメントしました。

 「『負けから学ぶものは少ない』という現役時代の考えが、引退後、指導に携わった経験を通じて変化している様子がよくわかります。指導者の立場から現役時代を振り返って柔道観が変わった。これは私も経験したこと」。谷さんにこう理解を示す一方で、平尾さんは厳しい言葉も投げかけます。

 「競争主義が行き過ぎた状態が勝利至上主義であるというところまでは、まだきちんと整理ができていないのではないでしょうか。言葉では暴力的な指導を否定しつつも、本音のところでは否定しきれていないように思えるからです」「発言に影響力のあるメダリストだからこそ、本質に鋭く切り込んでの発言を私は求めたい」

 平尾さんのコメント全文は有料会員以外の方も8月8日まで試し読みできます。ほかにも教育ジャーナリストおおたとしまささん、千葉商科大学准教授の常見陽平さん、名古屋大学准教授の内田良さん、慶応大学特任准教授の若新雄純さんがコメントを投稿し、それぞれの考えや見方を示しています。あわせてご覧ください。

▽元首相銃撃事件で見えた大手メディアの問題点 ネット時代の報道とは(7月28日配信)

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 東京大学大学院教授・林香里さんによる「論壇時評」では、雑誌やネットに掲載された注目の論考を紹介しています。安倍晋三元首相の銃撃事件を新聞社はどう報じたのかをテーマにした今回、林さんはデジタル時代の需要との「乖離(かいり)」があると指摘しました。歴史社会学者の小熊英二さんは、林さんの著書『メディア不信』の内容を紹介しつつ、次のようにコメントしました。

 「紙の新聞がなくなるだけであれば、それは世の流れである。しかし、信頼できる政治や社会の一次情報を、着実な取材にもとづいて報道してくれる機関は、社会のどこかには必要だ。どういう形であれ、報道機関は残った方がいい」

 一方で、小熊さんはメディア関係者に向けて、「まずは林氏の著書を読んでほしい。そして、今後の時代において社会的機能を果たすことができ、社会に求められるようなメディアのあり方はどういうものなのか、考えてほしいと思う」と注文しました。

 小熊さんのコメント全文は有料会員以外の方も8月8まで試し読みできます。このほかにも、京都大学大学院法学研究科教授の曽我部真裕さん、同志社大学大学院准教授の三牧聖子さん、ジャーナリストの江川紹子さん、サムライトCCOの奥山晶二郎さんがそれぞれコメントを投稿しています。あわせてご覧ください。

▽お金かけずに英語ペラペラ「まずこれをやって」吉田麻也の必勝勉強法(7月28日配信)

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 サッカー日本代表のキャプテン、吉田麻也さんはお金をかけずに、独学で英語を身につけたといいます。どうやって勉強してきたのかを聞いたインタビュー記事に、米国出身のタレント、パトリック・ハーランさん(パックン)は自らの日本語学習の経験も踏まえ、次のようにコメントしました。

 「言語学習に必要なのは金力ではなく、気力だ」

 「吉田さんのように、興味のある音楽や映画、漫画、アニメでもいいから習いたい言語で聞こう。観よう。読もう。授業で寝ない。隙間を活かして少しずつ勉強する」

 パックンのコメント全文は有料会員以外の方も8月8日まで試し読みできます。このほかにもキャスターでジャーナリストの長野智子さん、ロシアNIS経済研究所所長の服部倫卓さんがコメントを寄せています。あわせてご覧ください。

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