ロシアの侵攻に苦しむウクライナへの支援に、「ふるさと納税」を活用する動きが広がっている。
中には、8千万円以上を集めた自治体もある。なぜ、ふるさと納税なのか。
福岡県太宰府市は3月17日から「ウクライナ避難民学生受け入れ緊急支援プロジェクト」と題し、ふるさと納税で約566万円を集めた。4月1日からは第2弾がスタート、26日までに約546万円が集まっている。
いずれも、ふるさと納税を扱うポータルサイト「ふるさとチョイス」が実施している「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」という仕組みを活用した。インターネットで資金を募るクラウドファンディングのふるさと納税版だ。
発端は地元高校の甲子園出場
発端は3年前。春の選抜高校野球大会に地元の私立筑陽学園高校が出場したことだった。
かつては甲子園に出場した高…
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