天童よしみさん③
歌手の天童よしみさんは、「道頓堀人情」と運命の出会いを果たし、ある大切な人との別れを選びました。ロングヒットとなった「珍島物語」や紅白初出場の思い出をたっぷりと語ります。
【デビュー時の勢いは数年で失速し、起死回生をはかり、1985年12月に「道頓堀(とんぼり)人情」を発売。北海道から九州までキャンペーンで駆けずり回った】
全国のスナックを1日に何軒も回り、お客さんの前で歌っているうちに、声がガサガサに。体重も6キロ以上落ちました。
民家の手作りの舞台で、工事現場のライトのようなものを浴びて歌ったことも。飛び込み営業もしました。「これほどの苦労、世の中にあるのかな」と思いながら、毎日必死でした。
【この曲は複数のレコード会…