大野市の道の駅に1千体のひな人形 「越前おおのひな祭り」開催中

佐藤孝之
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 約1千体のひな人形がずらり――福井県大野市道の駅「越前おおの荒島の郷(さと)」の文化伝承室で、一足早く「春を彩る越前おおのひな祭り」が開かれている。昨年はコロナ禍で中止され、2年ぶり。従来は市街地の複数会場で展示していたが、感染対策のため初めて荒島の郷に集約した。3月6日まで。

 不用になったひな人形を引き取っていた市内のおもちゃ屋が2011年に飾ったのをきっかけに、市民有志の実行委員会が続けている。これまでに県内外から引き取った人形は3千体以上。会場には内裏びなや三人官女、五人ばやしなどがびっしり並んでいる。

 実行委の高橋真理子さん(32)は「今回は大正時代以降を中心に、最近引き取った人形も多く飾りました。顔も衣装もすべて違うので、よく見てほしい」と話している。入場料は中学生以上100円。(佐藤孝之)

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