はちのへ郷土かるた大会 60人が熱戦

横山蔵利
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 楽しみながら青森県八戸市の文化や歴史を学べる「はちのへ郷土かるた」の大会が6日、八戸福祉体育館で開かれた。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりとなった。個人、団体と約60人が参加し、緊迫した熱戦が繰り広げられた。

 はちのへ郷土かるたは、地域をよく知り、もっと好きになってもらおうと、地元の題材で1989年に完成した。時代の変化とともに八戸の姿も変わったとして2020年に令和版が完成し、大会での使用は今回が初めて。

 「三社大祭 伝統受けつぎ 三百年」「せんべい汁 B―1グランプリで 日本一」「おんであんせ 八戸みやげは 八食センター」。地元色豊かな札を読み手が読み上げると、子どもたちは素早く反応。直径約90センチの円の中に並べられた札が少なくなるにつれ、緊迫感が高まった。

 市青少年健全育成「愛の一声」市民会議が主催し、30回目。学校や地区の子ども会単位で、1チームは1~6年生までの6人。(横山蔵利)

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