ソチ五輪が終わった2014年4月、羽生結弦のコーチのブライアン・オーサー氏にインタビューしました。当時語ってくれた羽生選手のポテンシャルや将来性についてお伝えします。(年齢や肩書、写真はいずれも当時)
ソチ男子の羽生結弦、バンクーバー女子の金妍児と、冬季五輪フィギュアスケートで金メダルに輝いた2人の活躍の裏には、このコーチの存在がある。語ったのは、羽生や浅田真央(中京大)を生んだ日本、そしてアジアのフィギュアスケートへの高い評価だった。
――ソチ五輪では男子は羽生が金、パトリック・チャン(カナダ)が銀で、デニス・テン(カザフスタン)が銅と、アジアにルーツを持つ選手が表彰台を独占した。かつて指導した金妍児もバンクーバーの金に続き、ソチで五輪二つ目のメダル。アジア系の活躍の理由は?
「重心が低く骨盤が小さいた…
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