ミカン収穫量、和歌山が17年連続1位 静岡・愛媛抑え

西岡矩毅
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 近畿農政局は、和歌山県の2020年度のミカンの収穫量が16万7100トンで、17年連続で全国1位になったと発表した。2位は静岡(11万9800トン)、3位は愛媛(11万2500トン)だった。

 農政局によると、ミカンは果実数の多い「表年」と少ない「裏年」が交互にあるといい、20年は表年。同じく表年だった18年産の収穫量と比べると1万1500トン増えた。出荷量は15万1千トンで18年産より1万300トン増加した。

 一方、生産者が収穫するためにミカンを育てた畑の面積は、6850ヘクタールで前年と比べると50ヘクタール減った。生産者の高齢化で急傾斜地での廃園や優良品種への植え替えなどが理由という。(西岡矩毅)

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