アメリカ大統領選は最終盤を迎えています。「史上最低のディベート」とまで評された9月29日夜のテレビ討論会の直後、現職の大統領である共和党のトランプ氏のコロナ感染が発覚。トランプ氏はわずか3日で退院し、完全復活をアピールしていますが、選挙戦の行方は混沌（こんとん）としています。

　対する民主党のバイデン氏。討論会でトランプ政権のコロナ対策の失敗を強く批判しましたが、自身の政策上、これといった売りはありません。残り1カ月で支持を広げられるのか。佳境を迎えた大統領選を動画でくわしく解説します。（平井隆介）