横浜市がカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を進めることに反対し、IRの賛否を問う住民投票の実施を求める署名活動が4日に始まった。11月4日までに、住民投票条例案の提出に必要なラインの約6万2千人を大幅に超える署名を集めることをめざす。
市民団体「カジノの是非を決める横浜市民の会」が4日、藤田みちる共同代表ら28人を請求代表者とする証明書を市から受け取り、署名活動を開始した。いったん4月24日の署名開始を決めたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期していた。市民の会は、カジノ誘致反対横浜連絡会や市民連合横浜などの市民団体、立憲民主党や共産党などの政党が賛同団体に名を連ねる。
署名活動は、請求代表者や、請求代表者から委任を受けた「受任者」が市内18区ごとに対面で、証明書をとじ込んだ署名簿への署名を市民に求める。事前に登録した「受任者」は、4万3500人に上るという。
市内の個人宅や事務所など1…
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