福岡の組員、平均年齢が初の50代に 青少年対策が効果

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横山翼 狩野浩平 角詠之 緒方健二
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 全国最多の五つの指定暴力団が本拠を置く福岡県で、組員の平均年齢が統計を取り始めて初めて50歳を超えたことが、県警への取材でわかった。県警は、1日で施行から10年が経った県暴力団排除(暴排)条例で、青少年対策を強化した影響とみている。

 五つの指定暴力団は「工藤会」(北九州市)▽「道仁会」(久留米市)▽「太州会」(田川市)▽「福博会」(福岡市)▽「浪川会」(大牟田市)。

 昨年末の時点の組員数は計約970人で、平均年齢は52・2歳だった。統計を取り始めた2013年末の時点の44・8歳から7・4歳上がった。年齢構成は、20代=3・6%▽30代=14・9%▽40代=36・8%▽50代=25・5%▽60代=12・4%▽70代以上=6・7%。

 福岡県暴排条例に盛り込まれ…

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