山梨)甲府生誕500年記念しイベント

玉木祥子
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 開府500年を記念した「こうふ生誕祭」が21日、JR甲府駅北口のよっちゃばれ広場であり、多くの家族連れでにぎわった。開府500年を迎えた20日から催されており、22日も開かれる。

 会場には約25の出店が並んだ。甲府名物「鳥もつ煮」、富士吉田市郷土料理「吉田のうどん」など県内のご当地グルメや、今年のB―1グランプリで優勝した津市の市民団体「津ぎょうざ小学校」の「津ぎょうざ」など県外のグルメもあった。ステージでは山梨学院大ダンス部と子どもたちが登場し、歌や踊りで盛り上がった。

 10年後の自分や大切な人に手紙を送る「タイムカプセル郵便」の企画も。長野県塩尻市から来た宮之原結仁(ゆいと)君(5)は母尚実さん(36)から「大きくなったら何したい?」と聞かれ、「おおきくなったらおしごとがんばる」と便箋(びんせん)に書き、会場内の「未来ポスト」に投函(とうかん)していた。尚実さんは「届くのが楽しみ」と話していた。

 日が沈むと、市歴史公園で約150個のランタンが夜空に浮かび、来場者は幻想的な風景を写真に収めていた。(玉木祥子)

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