福岡)首都圏と九州で連携強化 西南学院大と成蹊大協定

福島慎吾
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 西南学院大と成蹊大(東京都武蔵野市)は5日、教育や研究、地域貢献などで協力しあう包括連携協定を締結した。西南学院大が首都圏の大学と協定を結ぶのは初めて。成蹊大は島根県立大に続いての協定締結で、それぞれ教育の質の向上や知名度アップなどをねらう。

 成蹊大は学生の8割を東京、埼玉など1都3県の出身者が占め、「学生を多様性のある環境で育てたい」と協定相手を検討してきたという。今後は学生の合同授業や教職員の共同研究などを通じて交流を図りたい考え。西南学院大での調印式に臨んだ成蹊大の北川浩学長は「歴史と伝統に根付いた西南学院大の考えを学べる」と期待を述べた。

 西南学院大は2013年に東京オフィスを設け、公開講座などを開催してきた。協定をきっかけに首都圏での知名度向上を図るという。G・W・バークレー学長は「学生も新しい刺激を受けて成長できると期待している」と話した。(福島慎吾)

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