兵庫)明石のB―1グランプリ チケット販売開始

寺西淳
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 11月23、24日に明石市で開かれるまちおこしイベント「B―1グランプリ」のチケットの販売が始まった。同市の大蔵海岸では、明石ダコをイメージした気球「たこバルーン」を飛ばして大会をPRしている。

 「B―1グランプリ in 明石」は、県立明石公園と市役所周辺で開催。全国55団体のご当地グルメが300~500円相当のチケットで味わえる。県内からは「加古川かつめし」と「あかし玉子焼(たまごやき)」が参加。40万人の来場を見込む。

 気に入ったグルメに割り箸で投票してもらい、その重さでグランプリを争う。「横手やきそば」(秋田県)や「勝浦タンタンメン」(千葉県)など、過去にゴールドグランプリを獲得して投票対象外の7団体も出品する。グルメ以外にも、子ども向けのゲームやダンスパフォーマンス、地場品の販売など様々な催しがある。

 チケットは1冊千円(100円券10枚つづり)で、公式ガイドブック付き。明石観光協会事務所や山陽電鉄の主要駅などで販売するほか、インターネットでの通信販売もある。会場での当日販売もあるが混雑が予想されるため、実行委員会は事前購入を勧めている。詳しくは公式ホームページで。

 「たこバルーン」は直径約20メートルで、今月4日から大蔵海岸に登場。高さ約20メートルまで浮かべて係留する。日本気球連盟の太田耕治理事長の所有。天候にもよるが、6日も午後5時から9時まで見られる予定だ。

 B―1グランプリは2006年に青森県八戸市で第1回が開かれた。当初、「B」は「B級グルメ」を表していたが、地域の魅力を幅広く伝えるのが目的のため、現在は「ブランド」を意味している。(寺西淳)

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