シーサイドライン逆走、調査開始 運転再開のめどたたず

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 横浜市南部を走る無人運転の新交通システムシーサイドライン」の新杉田駅(横浜市磯子区)で1日夜、列車が逆走して乗客14人が重軽傷を負った事故で、国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官が2日朝、事故現場付近での現地調査を始めた。

 運営会社の横浜シーサイドラインによると、列車は始発から運転を見合わせており、運行再開の見通しは立っていないという。

 国土交通省によると、制御装置の情報に従って軌道上をタイヤで走る「新交通システム」は全国に11事業者で12路線がある。

 そのうち、シーサイドラインと同様に無人の自動運転方式を採用しているのは、東京都内を走る「ゆりかもめ」(東京臨海新交通臨海線)や「日暮里・舎人ライナー」など7路線で、ほかは運転士が乗っている。

 シーサイドライン以外の路線はいずれも、2日は通常通り運行している。

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