詰将棋没頭、どぶ転落の過去も 14歳の偉業に列島沸く

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深松真司 村瀬信也
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 30年前に打ち立てられた将棋界の大記録に、まだあどけなさの残る中学3年生がデビューから半年で肩を並べた。年上の棋士を次々と破る快挙に、将棋ファンのみならず日本中が沸いている。21世紀生まれの14歳の勢いは、どこまで続くのか。

 終局直後、対局室でカメラに囲まれる弟子の姿を、師匠の杉本昌隆七段(48)はじっと見守った。

 藤井四段は、5歳のころ祖母…

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この記事を書いた人
村瀬信也
文化部|次長
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将棋、美術、東京の話題、B級ニュース