島根)やり残したことがエネルギー リオ五輪コーチ講演
今林弘
リオ五輪の陸上競技コーチで、男子400メートルリレーの銀メダリスト桐生祥秀選手が所属する東洋大の准教授土江寛裕(ひろやす)さん(42)が14日、母校の県立出雲高校(出雲市)で講演した。「夢でやり残したことがエネルギーになる」と語り、失敗を恐れず挑戦する大切さを後輩たちに訴えた。
文部科学省の指定を受けている「スーパーグローバルハイスクール事業」の一環。1、2年生約600人が耳を傾けた。
23年前に卒業した土江さんは出雲高陸上競技部の伝説的存在。2004年アテネ五輪で、男子400メートルリレーで4位入賞したメンバーの第1走者だった。当時の映像を流して「スタートでとんでもないミスをした」と振り返り、世界でまだ戦いたいという思いから指導者になったと明かした。
日本男子がリオで銀メダルと…