スクラム徹底強化、今や日本の武器に ラグビーW杯

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ウォリック=能田英二
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 ラグビー日本代表が南アフリカに勝った要因のひとつが、FWが対等に戦えていること。特に、かつては弱点だったスクラムはフランス人の専属コーチの指導で、今や日本の武器と言えるプレーになっている。

 2012年にエディ・ジョーンズヘッドコーチ(HC)が就任して以来、スクラムコーチとして強化に当たってきたのがマルク・ダルマゾ氏(48)。1999年大会で準優勝したフランスのメンバーだった。

 追求してきたのが低い姿勢。相手の力を出しにくくさせ、当たるスピードの速さでも対抗している。土台には選手個々の体の強さが必要で、ダルマゾコーチは「フィジカル面が最も強くなった」と、筋力トレーニングなどを担当してきたスタッフにも感謝する。

 FWの1列目の選手たちはス…

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