フォトギャラリー平成編１９（２００４年後編）

８月、警察法施行５０周年にあたり、東京大空襲や関東大震災、連合赤軍の浅間山荘事件などで明治以降に殉職した警視庁のほか、東京消防庁や皇宮警察本部など警察、消防職員を祀る東京都千代田区の弥生慰霊堂を供花の

東京・日本武道館で行われた全国戦没者追悼式の出席を終え、壇上から退出される天皇、皇后両陛下。皇后さまの足もとを気遣い、天皇陛下が左手を添えられた

９月、皇太子さまは東京都奥多摩町の鷹ノ巣山を登山され、眺望が広がる頂上で眼下の山景色を楽しまれた

１０月、馬車列など儀典での役目を終え宮内庁を引退、伊勢神宮に神馬として贈られる「晴勇」とのお別れに訪れた天皇、皇后両陛下。愛おしげに顔をなで、労をねぎわれていた

赤坂御苑で行われた秋の園遊会で、東京都教育委員も務める将棋棋士の米長邦雄さんと話される天皇、皇后両陛下。お辞儀をする米長さんの上は日産自動車のカルロス・ゴーン社長の姿も

園遊会で招待者の前を帽子を取って歩かれる三笠宮家の寛仁さま

１１月６日、天皇、皇后両陛下は前月２３日夕に発生した新潟県中越地震の被災地を見舞われた。自衛隊機とヘリコプターを乗り継ぎ、長岡市、小千谷市、川口町の避難所で、住民たちを励まし、防災関係者の働きをねぎら

川口中学校で、地面に座って迎えた住民にひざをついて親しく会話される皇后さま、それを見守る天皇陛下

小千谷市総合体育館入り口では、待ち受けていた避難している人たちが、皇后さまに握手を次々求めた。携帯電話やカメラで写真を撮る人たちもおり、皇后さまもそれに応じられ、住民の表情もこのときばかりは明るくなっ

小千谷市総合体育館で、赤ちゃんをおんぶした女性に握手をして笑顔で話しかけられる皇后さま

小千谷市総合体育館で、住民と同じように座り親しげに話される天皇陛下

小千谷市総合体育館で、ひざをついて住民の手を握り、笑顔で話される皇后さま

小千谷市総合体育館を出発するマイクロバスの車窓を開き、住民を励まそうと笑顔で手を振られる皇后さま

長岡市の長岡大手高校を出発する際、バスの窓を開け、後ろの被災者に振り返って手を振られる天皇陛下。このような何げない行為が、被災者をどれほど元気づけたことでしょう

デンマークのマルグレーテ女王、ヘンリック殿下夫妻が来日。東京・元赤坂の迎賓館で行われた歓迎式典で、前庭に並ばれた天皇、皇后両陛下と女王夫妻

迎賓館で行われたデンマーク主催の答礼行事に出席し、ジャズコンサートを鑑賞される紀宮さまと皇太子さま、マルグレーテ女王、天皇陛下、ヘンリック殿下、皇后さま、常陸宮ご夫妻。紀宮さまは、秋篠宮さまの親友で東

雅子さまの祖母の江頭寿々子さんが死去し、弔問のためご実家と同じ敷地に建つ江頭邸に入られる皇太子さま、愛子さま、雅子さま

報道陣に公開された紀宮さまとの婚約が内定した東京都都市整備局の職員・黒田慶樹さんの出勤風景。後方は都庁舎。黒田さんはいつもより約１時間早い出勤で、撮影取材に応えた

都庁の都市整備局で仕事をする黒田慶樹さん

埼玉県越谷市の宮内庁埼玉鴨場で行われた、海外の大使など外交官を招いた鴨場接待で、鳥打ち帽に半纏姿のスタッフからカモを受け取られ、思わず笑顔の紀宮さま

１２月、宮内庁職員組合文化祭美術展に出展された紀宮さまの「平成十五年月次詠進歌」

昭和天皇の弟で１９８７年に逝去した故高松宮宣仁親王妃の喜久子さまが１２月１８日、９２歳で亡くなられた。東京都港区の高松宮邸で２４日に行われたお通夜に参列された皇太子さまと甥で喪主の三笠宮家の寛仁さま

１９６０年８月の高松宮さまと喜久子さま（左）。東京・羽田空港から日本人移住７５周年祝賀式に出席するため、日航機でハワイへ向け出発された。右は１９９４年４月、皇室とその親族、旧皇族でつくる「菊栄親睦会」

東京都文京区の豊島岡墓地で行われた喜久子さまの斂葬の儀で、拝礼された雅子さま

１２月３０日、紀宮さまと黒田慶樹さんのご婚約が正式に内定、宮内庁でそろって記者会見された