埼玉)なくそう、いじめ ピンクシャツデー 川口の中学

堤恭太
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 26日はいじめ反対の意思表示をする「ピンクシャツデー」。埼玉県川口市立領家中学校(小出喜代子校長)は26日、生徒会の生徒らが正面玄関で登校する生徒に呼びかけたり、校庭で全校生徒450人による輪をつくったりして、いじめ撲滅をアピールした。

 2月の最終水曜日をピンクシャツデーとする運動はカナダから世界に広まった。同校では毎朝、生徒会が中心となってあいさつ運動をしている。この二つの運動を合わせて今年からいじめ反対の姿勢をアピールすることにした。

 この日、登校時には生徒らがピンクのTシャツを着たり、リボンをつけたりして「なくそう、いじめ 広げよう、思いやりの輪」と書かれた横断幕を持って呼びかけた。その後、校庭に移動して全生徒で三つの輪をつくり、手をつないで「輪」の大切さを訴えた。

 生徒会会長の足立麻央さん(2年)は「ピンクシャツデーのことを知り、私たちもやってみたいと思った。(楽しげな)今朝の雰囲気で学校を明るくしていきたい」と話した。(堤恭太)

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