かつて月にたどり着いた人類は、再びその場所を訪れることはできるのか、あるいはその先の星にまで手を伸ばすのか。「宇宙」には、まだ見ぬワクワクがあふれています。

朝デジには、動画や音声と併せて読む体験や、デジタルならではの表現を取り入れた「朝デジスペシャル」というコンテンツが掲載されています。今回は、人類と宇宙の歴史や、その挑戦の裏側に迫った記事を紹介していきます。

目次

    人類、そして日本の宇宙探索史

    人類は幾度となく宇宙を目指し、多くの失敗や苦難に直面しながらも新たな未知と出会ってきました。

    ガガーリンが初の有人宇宙飛行を達成し、アポロ11号が月に降り立ってから半世紀以上。宇宙探索はどこまで進化するのでしょうか。そんな人類の挑戦を、宇宙飛行士たちの言葉から振り返ります。

    宇宙へ 苦難と栄光、終わらない旅

    「地球は青かった」ユーリ・ガガーリン

    1961412日。旧ソ連の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンが、人類で初めて宇宙を飛んだ。ボストーク宇宙船の小さな窓から、高度300kmの世界が見えた。

    「上空はとても暗く、地球は青みがかっている。すべては非常にはっきりと見えた」

    打ち上げから1時間48分後、再びソ連の大地に帰還した。ソ連は初の有人宇宙飛行で、いきなり地球を周回する飛行を成功させた。

    記事には、当時の写真などの資料も多数掲載されています。また、国ごとの「宇宙飛行を行った人数」も。興味がある方はぜひ読んでみてください。

    小惑星探査機「はやぶさ2」 その旅路

    皆さんのなかにも、「はやぶさ」という探査機の名前を聞いたことがある方はいるのではないでしょうか。

    初代の「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」の砂を地球に送り届けたのは、2010613日。その4年後の2014123日、のちに「リュウグウ」と名付けられる小惑星を目指す「はやぶさ2」の旅がはじまりました。今回は、そんな「はやぶさ2」が、地球へと帰還した出来事についてまとめています。

    はやぶさ2 地球帰還

    小惑星探査機「はやぶさ2」が126日、650kmの旅を経て、地球へと帰還する。

    豪州上空に送り届けられる小惑星の砂には、生命誕生のヒントが詰まっているはずだ。

    記事では時系列に「はやぶさ2」の軌跡を追っています。飛行の軌跡をデータとともに図解するグラフィックなど、多彩なビジュアル表現とともに、科学の結晶とも言えるその旅を振り返ります。

    一般にも話題を呼んだ探査機の大冒険を、朝デジスペシャルで振り返ってみるのも面白いのではないでしょうか。

    宇宙探索のこれまでとこれからを語る

    2023123日に開催された「朝日宇宙フォーラム」。元JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙飛行士の山崎直子さんによる講演、JAXAの有人宇宙技術部門きぼう利用センター長の白川正輝さんが参加する企業セッション、デザイナーでありアーティストでもある篠原ともえさんを交えたパネルディスカッションなど、盛りだくさんの内容でした。

    この記事では、そんなイベントの様子がアーカイブ動画として公開されています。

    朝日宇宙フォーラム

    2025年を目標に宇宙飛行士の月への着陸を目指す国際プロジェクト「アルテミス計画」の第一歩として、221116日、月までの試験飛行を行う無人の宇宙船を搭載した大型ロケットが打ち上げられました。

    月探査新宇宙ステーション「ゲートウェイ」には日本人宇宙飛行士が参加することが正式に決まり、宇宙へ超長期滞在する時代が近づいています。

    フォーラムの終盤では、国際宇宙ステーションに長期滞在中の若田光一さんからのビデオメッセージが届くサプライズも。

    パネルディスカッションでは宇宙食の感想や、宇宙から電話したときの市外局番はどうなるのかなどの好奇心をくすぐられるような質問がいくつも飛び出しており、気軽に楽しめる配信内容になっています。

    果てなき宇宙の探求は続く

    教科書やニュースで知る「宇宙」にとどまらず、宇宙飛行士の名前や有名な言葉といった表層から一歩踏み込むと、そこにはとても興味深い知識やエピソードが広がっています。

    朝デジでは、今回ご紹介した宇宙探索などの科学系の記事以外にも、幅広いジャンルの記事が多数掲載されています。十人十色の読者がいるからこそ、それぞれのニーズに応えられる記事をそろえた朝デジ。自分に合った記事を探してみてはいかがでしょうか。

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