<考論>深センで男児刺され死亡 諏訪一幸氏、小嶋華津子氏

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 中国・深セン市で、日本人学校に登校中の10歳の男児が襲われ、死亡した。事件は日中関係にどのような影響を及ぼしうるのか。中国の現代政治が専門の識者2人に聞いた。▼1面参照

 ■日中関係、対応次第で改善も悪化も 静岡県立大学客員研究員・諏訪一幸氏

 推察される事件の背景として、容疑者が柳条湖事件の節…

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    倉田徹
    (立教大学法学部教授)
    2024年9月20日10時24分 投稿
    【視点】

    諏訪先生ご指摘の愛国主義教育、小嶋先生が言及されたSNSを含む、中国の情報環境の全体としてのいびつさが、こうした事件が発生する背景にあるのではないかと私は考えています。  日本が中国との間に歴史問題を抱えていることは事実であり、愛国主義教育

    …続きを読む