(日曜に想う)歴史に向き合う用意はあるか 記者・有田哲文

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 都合の悪いことを認めない。そのためのひどい言い訳を、私たちは政府の高官からたくさん聞かされてきた。「記憶にございません」は昔からの定番だ。「記録はすでに破棄した」との国会答弁も森友・加計問題で何度もあった。しかし、まさか関東大震災における朝鮮人虐殺でも、似たような手を使ってくるとは。

 「事実関係…

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