(多事奏論)コロナ禍と日常 偶然の豊かさこそ、文化の土壌 吉田純子

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 孤独の果てを見る気がする。無関係の他人を巻き込み、自らの命を絶とうとする惨事が相次いでいるこの世界に。

 いずれの事件にも共通するのは、容疑者が周到な準備を重ねていたことだ。その数日間のどこかで、あるいは現場に向かう道のどこかで、思い詰めてはちきれそうな彼らの心をノックし、ああ、なんてばかばかしい…

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