(ひもとく)ウイグル問題 多民族中国の実像、重層的に 阿古智子

有料記事ひもとく

[PR]

 「中国」という複雑な表象が日本の論壇では過度に単純化され、対立の構図を生じさせているからだろうか。欧米の研究者やメディアがウイグル人などの強制的な収容や労働を積極的に調べるのに対し、日本では「政治」に巻き込まれたくない中国研究者の間で「ウイグル問題」は半ばタブーとなっている。

 ■友好プログラム…

この記事は有料記事です。残り1415文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら