明治末から昭和初めの大阪で活躍した爆笑落語家には、陰で支えた姉がいた。東京・新橋演舞場「おあきと春団治」に出演する西川きよしは「忘れてはいけない義理人情思いやり、利他の精神を届けたい」。と言いながら、盛り上がったのは夜遊び話だった。

 春団治は長男西川忠志、姉おあきは藤山直美。自身は2人の父で不器…

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