(語る 人生の贈りもの)神崎宣武:10 遊郭に迫る、「性」の記録も大切

[PR]

 ■民俗学者・神崎宣武

 《関心は盛り場から、すでに廃絶していた遊郭にも向いた》

 昭和52(1977)年に、名古屋駅の裏手を歩いていたときに、入り母屋造りの木造2階建ての異様な建物群が現れました。かつて日本最大級の遊郭だった旧中村遊郭です。「成駒屋」という娼家(しょうか)が取り壊し中で、声を掛け…

この記事は有料記事です。残り675文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載語る 人生の贈りもの

この連載の一覧を見る