(コラムニストの眼)反人種差別主義 「差別救うため差別」の危うさ ブレット・スティーブンス

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 ジョージ・フロイドさんを殺害した罪で、元警官のデレク・チョービン被告が有罪判決を受け、米国人は一様に安堵(あんど)のため息をもらした。犯罪は凶悪で、評決は公正、道徳的にも適切だった。「制度的人種差別」が、21世紀の米国の人種間の関係を決定づける事実だと考えるなら、チョービン被告がフロイドさんの首を…

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