(書評)『物理学者のすごい思考法』 橋本幸士〈著〉

有料記事書評

[PR]

 ■世界の美しさを探し求める愉悦

 物理学者は、自分たちのことを、おそらく自負を込めて物理屋と呼ぶ。では、物理屋とはいかなる人種なのか。本当に知りたいと思う方には必読の書である。

 著者が優れた物理屋のみならず、稀有(けう)なオモロイ物書きでもあることをカムアウトしたのは、大阪大学へ赴任された後だっ…

この記事は有料記事です。残り784文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら