(評・映画)「ハイゼ家 百年」 家族の歩みが映すドイツ史

有料記事文化・芸能評

[PR]

 第1次世界大戦で敗れたときから今日に至る、ドイツの現代史を、ハイゼ家という一つの家族から描いた長編記録映画である。

 はじめの平和な部分などはのんびりしたものだ。そののんびりした時期に、じつはナチスが着々と育っていたのだからこわい。

 ハイゼ家は名門で、そこでのびのび育った息子のヴィルヘルムは、ユ…

この記事は有料記事です。残り523文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら