(多事奏論)ドブさらいで考えた 「隣人」になる心地よさ 近藤康太郎

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 《溝浚(みぞさら)へして隣人となりにけり 中村正幸》

 溝浚へ、つまりドブさらい。下水が発達していなかったころ、隣近所が協力してドブをさらい、夏の悪臭を防いだ。

 百姓も、田植え前は丁寧に溝をさらう。長崎・旧田結村で、わたしは棚田を耕している。今年は耕作放棄地を新たに開墾し、当初の10倍に増やし…

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