(声)語りつぐ戦争 愛用の品、母は供出に抵抗した

有料記事

[PR]

 無職 平野俊治(東京都 90)

 1931(昭和6)年の満州事変以降、国内の金属類が不足し、政府は41(昭和16)年に金属類回収令を出した。寺院の梵鐘(ぼんしょう)や小学校にあった二宮金次郎の銅像などが供出させられ、生活用品や仏具までもが供出の対象となった。

 長野県北部の村に住んでいた我が家でも…

この記事は有料記事です。残り277文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら