(声)語りつぐ戦争 徳島空襲、火の海に息をのんだ

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 無職 梅山成子(北海道 95)

 1945(昭和20)年7月4日の未明、警戒警報と空襲警報が同時に鳴った。跳び起きると真昼のように明るい。空一面の敵機が輪を描いて火の玉を落とす。防空頭巾の上から水をかぶり、家族で吉野川を目指して走った。川の10キロほど先には海軍航空隊の基地があるのに迎え撃つ気配は…

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