写真・図版オストメイトモデルとしてストーマをつけて写真撮影に臨むエマ・大辻・ピックルスさん＝小林正嗣氏撮影

　高校時代からおなかの不調に苦しんできた医師のエマ・大辻・ピックルスさん（４２）は３８歳の時に「慢性偽性腸閉塞（へいそく）症（ＣＩＰＯ）」の胃型と診断された。

　胃の動きが悪くなることで腸閉塞のような症状を起こす原因不明の難病だ。胃の大半を切除する手術を受けた。

　４１歳の時には、大腸も同じ病気であ…

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