岬多可子さんに大岡信賞を贈呈

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 戦後日本を代表する詩人の大岡信(まこと)さんをたたえ、時代や社会を貫く力をもった「うた」を生み出す作り手を顕彰する第2回大岡信賞(朝日新聞社・明治大学共催)の授賞式が1日、朝日新聞東京本社で開かれた。受賞者で詩人の岬多可子(みさきたかこ)さんに賞牌(しょうはい)と賞状が贈られた。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、明治大学の大六野(だいろくの)耕作学長と選考委員はオンラインで参加した。岬さんは「詩作は私なりの『こころの仕事』なのだという思いを、今回の受賞は後押ししてくれた。こうした状況下、片隅で小さな声を発し続けるような詩を、積み重ねていければ」と語った。

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