(東日本大震災10年 3・11の現在地)途切れていたベント配管 謎だった高線量、東電の設計不備

有料記事

[PR]

 高さ120メートルの排気筒の中をてっぺんまで延びているはずの配管が、根元で途切れていた。東京電力福島第一原発の事故調査を進めていた原子力規制委員会は今年1月、見過ごされていた設計の不備を記した報告書をまとめた。

 配管は、10年前に炉心溶融メルトダウン)を起こした1、2号機につながっている。空だ…

この記事は有料記事です。残り876文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら