(取材考記)映画になった韓国の情報機関・KCIA 独裁政権下の「南山」、今も癒えぬ傷 桜井泉

有料記事取材考記

[PR]

 韓国・ソウルの南山(ナムサン)は、大都会にあって緑豊かな憩いの場として知られるが、かつて別の顔を持っていた。軍出身の朴正熙(パクチョンヒ)大統領の時代、ふもとに中央情報部(KCIA)があったのだ。

ここから続き

 北朝鮮や政敵の情報を集め、独裁政権の政治工作を担った機関だった。治安の総元締として反体制派の学生や…

この記事は有料記事です。残り784文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら