(評・舞台)劇団俳優座「正義の人びと」 理想求めた若者への挽歌

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 劇団俳優座がアルベール・カミュの「正義の人びと」に取り組んだ。帝政ロシア末期の1905年、実際に起きた大公暗殺事件をめぐり、圧政からの解放をめざす殺人は正義なのかと葛藤する若き革命家群像劇だ。重いテーマに俳優たちが真っ向からぶつかり、強い印象を残す。

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