(シネマ三面鏡)ある配給会社、休業の知らせ

有料記事シネマ三面鏡

[PR]

 「パリとニューヨークと東京くらいだよ」。20年前、教壇に立つ大学教授が言ったのを覚えている。それは世界中の映画が見られる都市のこと。だからその幸運をかみ締め、多様な作品に触れなよと映画批評家でもあった先生は学生に語りかけた。

 当時、確かに東京ではフィンランドの「白い花びら」も台湾の「ヤンヤン 夏…

この記事は有料記事です。残り632文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載シネマ三面鏡

この連載の一覧を見る