(書評)『ドキュメント 日銀漂流 試練と苦悩の四半世紀』 西野智彦〈著〉

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 過去四半世紀の日本銀行は、金融危機や物価下落と苦闘しつつ、政府との距離をめぐる議論に翻弄(ほんろう)されてきた。本書は関係者らの証言や記録を積み重ね、その歩みを描き出す。5人の総裁のそれぞれに個性的な姿が鮮やかに示されるとともに、「独立への旅」に乗り出したはずの日銀が曲折の末「政府との連携」の強化…

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