(編集者をつくった本)「職業としての学問」 東京大学出版会・山田秀樹さん

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 ■知の海、針路を示す灯台

 編集者になったのは、偶然に過ぎない。ただ、大学ではそれまでの勉強とは異なる学びに感化され、卒業後も知的なものに触れ続けたいと思っていた。『職業としての学問』は、そんな思いのなかで初めて読んだ。

 講演がもとになった100頁(ページ)に満たない作品ゆえ、簡単に読めると挑…

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