(科学の扉)精度増す、歴史の物差し 日本の古木10本初採用、幅100年→30年の例も

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 「この出土品は何年前のもの?」。数万年にわたって年代を推定できる国際的な「歴史の物差し」が今夏、7年ぶりに更新され、日本の古木10本のデータが採用された。前回は福井県の水月湖も採用されるなど日本の存在感が増している。

 ふつうの炭素より少し重い放射性炭素のC14。その濃度を調べることで、出土した…

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