朝日新聞デジタル
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あるきだす言葉たち
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高塚謙太郎さん
わたしたちは馬を駆らない
美しいと
どの風が霏々(ひひ)として
綴(と)じよう
作用
わたしは
フランスのよう切られている
一糸乱れない
袖からほつれる話として
(それを馬草という
かさねの下で
守られている日や日々それから
食べているもの
きのう読んだばかりの
ぎったんばったんと織られ…