千年の時、価値観のゆらぎ追体験 川上弘美さん「三度目の恋」

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 平安の貴族社会から江戸の遊郭、そして現代の男女まで――。作家、川上弘美さんの新刊『三度目の恋』(中央公論新社)は、千年の時を行き来しながら女と男の性愛を描く恋愛小説だ。伊勢物語の世界に現代の視線を溶け込ませるようにしてつづり、時代とともに移り変わる価値観のゆらぎを浮かびあがらせる。

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 「古典の授業…

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